2012年8月7日火曜日

志布志の歴史探訪-3


夏井海岸の火砕流堆積物

1.指定等の対象の現状

国指定天然記念物「夏井海岸の火砕流堆積物」について、対象地域は、太平洋に面した志布志湾の夏井漁港から志布志港までの海岸線約2kmの内,対象地は約1kmの海岸です。
自然景観的には、基盤岩石である日南層群の旧地形を覆って堆積した複数の火砕流堆積物の平坦な台地が、海食を受けて比高50m程の垂直に近い崖となっている。
又長年の選択浸食によって小島や岬状に残り、小規模なリアス的景観となっています。     
地層を見る目が変わりました。
改めて志布志市市街地 及び志布志湾を眺め写真におさめました。

  1. 夏井海岸の景観や地層を見て11万年前にタイムスリップするのも楽しいです。


2.写真掲載 「夏井海岸」


各画像クリックにて拡大画像
1.新聞にも掲載された写真と同じ場所
 「夏井海岸の火砕流堆積物」
「火山爆発時の軽石」
シラスの熱による硬化地層がはっきり見られる地層です。
ぜひ見てください爆発の凄さがわかります。










2.すずれが浜 前回は逆光にて景観の素晴らしさが不足にて

改めて晴れた日に撮影 素晴らしいところです。
潮が引いた時は志布志港の方から歩いてこれます。
夏井火砕流の岩、島の景観は素晴らしいです。








3.海の中の夏井火砕流の岩
何万年という年月が作りだした景観自然て素晴らしいです。












4.入江
夏井火砕流の時は入江は谷だっただろうということです。今の入江(谷)は昔は山?
軟らかい山が波によって浸食され硬化した
火砕流が今入江の岩であり 島であるとの事
人間の創造を超えた営みによる地形を我々は今見ていると思うと何か途方もない時間のロマンを感じます。







5.岩山
夏井火砕流の硬化層に立派な木が生い茂っています。根の状態も良く見えます
木の生命力には驚かされます












3.写真掲載「志布志市の地形の特徴」


6.志布志市街地
夏井海岸方面の地形を写す
志布志の地形の特徴がわかります












7.志布志市街地
中央上の島は特別天然記念物
「亜熱帯性植物群落」のビロー島です
船にて渡れます。











8.志布志市街地
志布志湾を写す
ほとんど志布志湾海岸線を埋立たて
志布志港を造くる。











9.志布志飼料基地
今回バルク港として指定されました。
志布志湾は地形的に水深が深く 大型貨物船が接岸できる港です。
これも長年の自然の営みによるものです。










10.志布志市街地
写真左上の微かに写るのは志布志湾を囲う対岸の内之浦ロケット基地のある半島です




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